新書ブームに押され、価格も、新書とさほど変わらないので、
やや人気が落ち着いた印象もある文庫ですが、
　
本屋に行けば、いまだ、新書以上の本棚スペースを占めていたりもして
厳選された名作を、じっくり楽しみたいなら、あえて、文庫にこだわってみるのもアリ。
　
　
わたくしも、最近は、新書ばかり読んでいて、めっきり御無沙汰ながら、
改めて、ランキングを見てみると、読みたい本がチラホラ。

「表参道のセレブ犬とカバーニャ要塞の野良犬 (文春文庫)　若林正恭」

　
お笑い芸人、オードリーのツッコミ　若林正恭氏の紀行文。
出版当初、話題になっていたのは知っていたものの、
いまや、amazon ユーザー評価　★4.7
　
さらに、ある賞を受賞し、

選考委員の椎名誠氏に「新しい旅文学の誕生」と絶賛された名作紀行文

とのコメントが付くほどとは、知らなかった…。


　
紀行文だけに、文庫で買って、電車に乗りつつ、読んでみるのも良し、
kindleで、ベッドの中で旅気分を味わいながら、読むのも良し。
　
今や、kindleで読めるので、出版までの過程は違えど、
“新書”や”文庫”の分類って、あまり意味が無いのかもしれないなぁ…。